「正社員に向いてないかも」と感じたことはありませんか?
会社に入って働いてみたものの、なんかこの感じが無理、自分には合わない気がする——そう思っている人は少なくないと思います。
私も同じでした。新卒で正社員として入社して、気づいたらずっと「向いてないな」と感じていました。
この記事では、私が正社員に向いてないと感じた理由と、そのときに考えたことを話します。
私が正社員に向いてないと感じた理由
気を使え文化・体育会系のノリが無理だった
入社して感じた違和感のひとつが、「空気を読め」「気を使え」という文化でした。
上の人間に対して必要以上にへこへこする、ちょっとした場面でも顔色を窺いながら動く。それが当たり前として求められる環境でした。
飲み会で同期が一生懸命お酌をして回り、上の人間に愛想を振りまいているのを見たとき、「おれにはこれは無理だな」とはっきり感じました。
体育会系のノリというか、とにかく上を立てることが空気として存在していて、そういうことに全力になれる感覚が自分にはまったくなかったです。
自由がない働き方が合わなかった
もうひとつ強く感じたのが、固定された時間に縛られる生活のしんどさでした。
決まった時間に出社して、決まった時間まで席にいる。その枠の中で動くことが前提になっていて、自分のペースで動く余地がほとんどない。しかも正社員だと通勤と昼休憩も合わせると毎日10時間以上拘束されます。
それがかなりのストレスでした。
非効率なやり方があっても「それがうちのやり方だから」で終わる。古臭い考え方をそのまま引き継いで、変えようとする動きもない。そういうのを見て、この環境に合わせ続けることへの限界を感じました。
職場がもっとまともだったら大丈夫だったかもしれない、と思うこともありました。ただ、こういうことはどんな職場でも多少は起きると思います。程度の差はあっても、完全には切り離せない。
そう考えたとき、向いてないという結論になるのは自然でした。
正社員に向いてないと感じたときに考えたこと3つ
① 何が嫌なのかを整理した
向いてないと感じても、最初はその「なんか嫌」が漠然としていました。なので、自分が何にストレスを感じているのかを一度整理しました。
出てきたのは、こういうことです。
- くだらない人間関係の消耗
- くだらない飲み会への強制参加
- 会社に長時間拘束される生活
- 無能な人間とも関わり続けなければいけない環境
- 非効率なやり方が多いのに誰も変えようとしない
- 古臭い文化・考え方をそのまま引き継いでいる空気
こうして並べてみると、嫌なのは「仕事そのもの」ではなく「正社員という働き方に付随してくるもの」だとわかりました。
仕事の内容が嫌というより、その周りにくっついてくる文化・人間関係・時間の縛りが合わない。それが「向いてない」の正体でした。
② このまま続けたらどうなるかを考えた
嫌なものが見えてきたとき、次に考えたのは「このまま続けたらどうなるか」でした。
数年後の自分を想像したとき、明るい絵が全然浮かばなかったです。飲み会でへこへこする自分、固定時間に縛られたまま同じような毎日を続けている自分——それを想像しただけで、続けることへのモチベーションがなくなりました。
「続けたら慣れるかもしれない」という話もあります。でも合わないと感じているものに慣れるために時間を使うのは、ぶっちゃけもったいないです。慣れたとしても、それは自分が好きでもない環境に感覚が麻痺しただけで、楽しくなるわけじゃありません。
感情を殺して仕事をこなして、何も感じないまま毎日が過ぎていく——そういう状態になった先の自分を想像したとき、続けることへの理由が見つからなかったです。
向いてないと感じているなら、それはそのまま受け取っていいと思います。
向いてない環境でがんばり続けることに価値があるとは思えなかったし、続けることが偉いわけでもない。根本的に合わないと感じているものに、大切な時間を使い続けるのはもったいないです。
③ 辞めることを前提に次の選択肢を考えた
続けた先の自分を想像してモチベーションがなくなったので、「辞めることを前提に次をどうするか」を考え始めました。
転職して別の会社の正社員になるのか、まったく別の道を選ぶのか。
もともと就職前から教育系に進む選択肢も頭にあったので、とりあえず辞めて家庭教師や塾講師をしながら考えればいいかなんてことも考えていました。
「辞めた後どうするか決まってから辞めるべき」という話もよく聞きます。ただ、次が完全に決まってから動こうとすると、ずっと動けないまま時間が過ぎる可能性があります。
「辞めること自体は決定」という感覚を先に持つことで、次の選択肢を考えやすくなりました。
実際に私は辞めてから、派遣で研究補助や家庭教師、塾講師として働きながらいろんなビジネスに挑戦して、自分に合う働き方を探していきました。
ゴールが完全には見えていない状態でも、まず動いたことで次が開けたと感じています。
正社員以外で働いてみてわかったこと
実際に正社員以外の働き方(派遣・契約社員・フリーランス)を経験して感じたことがあります。
くだらない飲み会に参加しなくていい、無駄なミーティングに強制参加しなくていい。
それだけで、仕事の消耗感がかなり違いました。
職場の人間と最低限しか関わらなくていい環境では、誰かの顔色を読みながら動く必要がなかったです。
態度がどうとか、もっと気を使えとか、そういうくだらないことで文句を言ってくる人間もいなかった。周りにどう思われるかを気にせず、自分の仕事に集中できる。
それが想像以上に楽でした。まぁ塾で頭のおかしなクレーマーはたまにいましたけどね(笑)
正社員のときに感じていたストレスの多くは、仕事の内容より「その周り」から来ていたんだと、離れてみてはっきりわかりました。
働き方の選択肢は1つではないし、自分に合う環境を選ぶことはそれほど特別なことでも、無謀なことでもないと思います。
向いてないと感じているなら、まず「他の道もある」と知っておくだけで、少し気が楽になると思います。
まとめ
正社員に向いてないと感じたときに考えたことを紹介しました。
- 何が嫌なのかを整理した
- このまま続けたらどうなるかを考えた
- 辞めることを前提に次の選択肢を考えた
正社員だけが選択肢ではないし、それが正解というわけでもないと思います。
ストレスを感じてまで合わない生き方を無理に続ける必要はないですし、向いてないと感じるなら、次の選択肢を考えていいと思います。
心とか体が壊れてからでは遅いですからね。



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