退職したいのに、罪悪感が邪魔して踏み出せていませんか?
「お世話になった会社に申し訳ない」
「自分が辞めたら周りに迷惑がかかる」
「こんなタイミングで辞めるのは無責任かもしれない」
——そういった気持ちが頭をよぎって、なかなか動けない人は多いんじゃないかと思います。
ちなみに私は正社員を辞めるとき、罪悪感をまったく覚えませんでした。
毎日通勤片道90分・乗り換え5回、くだらない人間関係が嫌で辞めたいと思い続けていましたが、いざ退職を決断したときも後ろめたい気持ちはゼロでした。
この記事では、私が退職で罪悪感をまったく感じなかった理由を5つ紹介します。今まさに罪悪感が邪魔して退職に踏み出せない人の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
罪悪感を覚える必要ない5つの理由
① 新入社員ひとりが辞めたところで、会社は変わらず回る
「自分が辞めたら職場に迷惑がかかる」と考えて罪悪感を覚える人は多いんじゃないかと思います。でも冷静に考えると、新入社員がひとり辞めたところで、会社は変わらず回ります。
会社という組織は、特定の一人がいなくなっても機能するように作られています。仮に1人の退職で業務が回らなくなるとしたら、それは会社側の人員管理・体制づくりの問題であって、辞める本人の責任ではないです。
「いなくなったら困る」と言われることもあるかもしれませんが、それはあなたには関係ありません。。
1人の退職で困るような体制をつくった会社側に問題があるだけです。
特に新入社員のうちは、まだ業務の中核を担っているケースはほとんどないはずです。「自分がいないと回らない」という状況になっていないからこそ、罪悪感を覚えるのがそもそも的外れだと思っています。
私は「誰かに迷惑がかかるかな」と一瞬も考えたことはありません。仮に何か問題があっても「それは会社が解決する話だな」と考えました。なので罪悪感を覚えることがありませんでした。
② 会社と社員はただの雇用契約。「雇ってもらった」は勘違い
罪悪感の根っこには、「会社に雇ってもらった」という感覚がある人が多いんじゃないかと思います。でも私はこの発想自体が間違っていると思っています。
会社と社員の関係は、ただの雇用契約です。会社が労働力を必要としていて、あなたが労働力を提供する。それだけの話で、どちらかが一方的に恩恵を与えているわけではありません。
「雇ってもらった」という表現には、どこか会社が上で自分が下というニュアンスがあると思います。でも実際は対等な契約関係です。あなたが働いた分だけ給料が支払われてきたわけで、その時点で双方の義務は果たされています。
契約関係に義理や人情をはさむ必要はないと思っています。辞めるのはその契約を終了させるだけのことで、「お世話になったのに申し訳ない」という感覚は、少し考え方が違うと私は思っています。
もちろん、働く中でお世話になった人はいると思います。でもそれは「辞めるかどうか」とは別の話です。感謝している人がいるなら、辞める前に挨拶をきちんとすればいい。それで十分です。
③ 罪悪感は「いい人でいたい」という自分の感情であって、会社への義理じゃない
罪悪感の正体を冷静に見てみると「会社への義理」ではなく「いい人でいたいという自分の感情」なんじゃないかと思っています。
「迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」「無責任だと思われたくない」——これらはすべて、他者からどう見られるかを気にしている感情です。会社や同僚への義理ではなく、自分の見られ方への不安から来ていることが多いんじゃないかと思います。
自分がいい人に見られたいという感情と、退職するかどうかの判断は、本来別の話です。罪悪感があるからといって退職を思いとどまるのは、自分の人生の判断を「他人からの評価」に委ねているとも言えると思います。
罪悪感の正体に気づくだけで、少し楽になれる人もいるんじゃないかと思います。
「迷惑をかけたくない」という気持ちは否定しないです。でも、その気持ちのせいで自分の人生を変えるタイミングを逃し続けるのは、時間がもったいないです。
退職を考えているなら、まず「自分が抱いているこの罪悪感は、本当に会社への義理なのか、それとも自分がよく見られたいだけなのか」を一度考えてみてください。
④ 辞めることは法律で認められた権利
そもそも、退職は法律で認められた権利です。民法第627条では、労働者はいつでも退職の申し出ができると定められています。会社側がどう思うかに関係なく、退職する権利はあなたにあります。
「権利があるから何をしてもいい」という話ではないですが、退職は違法でも非常識でもない、正当な選択肢だということです。
会社によっては、辞めることに対して「そんな急に言われても困る」「無責任だ」などと否定的な反応をしてくることがあると思います。感情的に責められることもあるかもしれないです。でも、法律で認められた権利を行使することに、後ろめたさを覚える必要はないと思っています。
感情的な圧力をかけられると罪悪感を覚えやすくなりますが、その圧力自体がおかしいと思っています。
「辞める」と言う権利があなたにはあります。それだけのことです。
⑤ 辞めた後に嫌われようが、辞めた先の人生の方が絶対大事
退職を言い出せない理由のひとつに、「辞めたら嫌われるかもしれない」「敵視されるかもしれない」という不安があることがあります。でも私は、辞めた後にその会社の人間に嫌われようが、自分の人生には何の影響もないと思っていました。
退職した後、その職場の人たちと日常的に関わり続けることはほぼないはずです。嫌われたとして、それがあなたの次の生活や仕事に影響することはほとんどないと思います。
それよりも、合わない環境で貴重な時間を浪費し続ける方がもったいないと私は思っています。
人生の時間は有限で、辛い環境に居続けることで失われていく時間は二度と戻りません。辞めて新しい環境に移ることの方が、どう考えても生産的だと思っています。
私が正社員を辞めたときも、一部の人には快く思われなかったかもしれないです。でも辞めてしまえば、その人たちの評価が自分の人生に影響することは一切ありませんでした。
辞めた後の人生の可能性と、その職場での評判を天秤にかけたとき、どちらが大切かは明らかだと思っています。
罪悪感を覚えることより、今いる環境が自分にとって本当に必要な場所なのかを考える方が、ずっと大事だと思っています。
まとめ
退職に罪悪感を覚える必要がないと思う5つの理由を紹介しました。
新入社員ひとりが辞めても会社は変わらず回るし、影響があったとしても会社側の管理責任です。会社と社員はただの雇用契約であって、義理や人情をはさむ必要はないです。罪悪感の正体は「いい人でいたい」という自分の感情であって、会社への義理ではありません。退職は法律で認められた正当な権利ですし、辞めた後に嫌われるよりも、辞めた先の人生の方がずっと大事です。
罪悪感を覚えること自体は、あなたが思いやりのある人だという証拠なのかもしれません。でもその罪悪感のせいで、人生の選択が縛られてしまうのはもったいないと思っています。
退職を考えているなら、まず「自分はなぜ罪悪感を覚えているのか」を考えてみてください。その正体がわかるだけで、一歩踏み出しやすくなると思います。



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