最終出勤日の次の日の朝のこと、今でも忘れていません。
「もうあの職場に行かなくていいんだ」と思ったとき、今まで感じたことのないような解放感がありました。体が軽くなった感覚というか、朝起きても憂鬱じゃない、という当たり前のことがこんなに気持ちいいのかと思いました。
会社を辞めることに対して、「後悔するよ」「もったいない」と言う人はいます。でも私の場合、辞めて後悔したことは一瞬もないです。
この記事では、なぜ後悔しなかったのかを正直に話します。辛い・しんどい・やめたいと強く感じている方の背中を少し押せたらと思います。
私が辞めたのは新卒で入社した会社で、在籍期間は約10ヶ月。「早すぎる」と思う人もいると思いますが、自分の中では全然そんな感覚はなかったです。
会社をやめて後悔したことが一瞬もない理由3選
職場のストレスが一瞬で消えた
会社を辞めた瞬間、嫌な職場から与えられていたストレスがすべて消えました。
合わない同僚、言うことが毎回変わる上司、面白くない仕事。そういったものが丸ごとなくなる。嫌な人間と一切関わらなくていい生活は、想像していた以上に快適でした。
「でも安定した収入を失うじゃないか」という話もあります。確かにそれは失いました。ただ、バイトや派遣でなんとでもなるという現実もあります。その結果、収入が減りはしましたが、会社に行くストレスに比べたらどうってことありませんでした。
会社のストレスと、収入の安定。この2つを天秤にかけて、自分にとってどちらが重要かを考えることが大事じゃないかと思います。私にとっては圧倒的にストレスをなくす方が重要でした。
毎日職場に行くたびに消耗していくのと、収入が一時的に落ちること。どちらがより自分にとってコストが高いかを冷静に考えると、答えは出てくると思います。限界まで追い詰められる前に動いた方がいいとは思いますが、辛いなら早めに検討する価値はあると思います。
先がわからない人生の方が楽しいとわかった
会社員として働いていたとき、何年後の自分がはっきり見えていました。
このまま続けたら、何年後にはこういう立場になって、こういう仕事をして、こういう生活をしているんだろうなという未来が。それが嫌でした。
先が見えてしまう人生って、こんなに退屈なんだと感じました。
辞めた後は収入も生活も安定しない時期が続きましたが、その不安定さの中に自由がありました。
今日何が起きるか、来月どうなるかがわからない。怖さはあるけれど、それ以上に面白さがあると感じました。
会社員のときは「なんかつまらん」という感覚がずっとありましたが、辞めてからはそれがなくなりました。毎日が同じように流れていく感覚と、先が読めない感覚では、プレッシャーはありますが、体が感じる重さがまったく違います。
先が見えないことを「不安定」と捉えるか「自由」と捉えるかは人によって違うと思います。ただ私は、先がわからない人生の方が断然楽しいと感じます。会社員時代に感じていた「この先も同じ日々が続くんだろうな」という感覚が、今はまったくないですからね。
辞めなかったら今頃無気力だったと思うから
もし辞めずに続けていたら、今頃どうなっていたか。想像してみると、無気力になっていたと思います。
感情を殺して仕事をこなして、何も感じないまま毎日が過ぎていく。そんな生活を続けて、死ぬときに「なんで辞めなかったんだろう」と後悔する人生を歩んでいたんじゃないかと思います。
退職するときに不安がなかったかと言えばそれは嘘になりますが、それ以上に「早く離れたい」という気持ちの方がずっと強かったです。あの職場にいることで自分がどんどん削られていく感覚があったので、留まる選択肢が頭になかったです。
「もしこのまま会社で居続けていたらどうなっていくか」を想像してみると、後悔するかどうかの答えが見えやすくなると思います。辞めた未来と続けた未来、どちらの方がマシかを考えてみてください。
「もったいない」「まだ何も学んでない」と言われたけど
「まだ何も学んでない」
辞めるときに、会社の部長から「まだ何も学んでない」と言われました。
その言葉を聞いたとき、「こんで環境に何年もいたら心が腐るということを学んだけど?」という気持ちでした。10ヶ月いれば、自分がここにいるべきかどうかくらいはわかります。
その人が言う「学ぶ」ってなんのこと?っても想いましたね。
「もったいない」
一部上場企業だったこともあり、私のことをあまり知らない人からは「もったいない」と言われたこともありました。ただ、私にとってはどうでもいいことでした。他人の評価基準で生き続けても、しんどいだけですからね。
仲間からは「辞めるの思ったより早かった」と言われました。私の性格をわかっている人たちは「しょーりが辞めるのは当然」くらいの反応でした(笑)
まとめ
会社をやめて後悔したことが一瞬もない理由を3つ紹介しました。
- 職場のストレスが一瞬で消えた
- 先がわからない人生の方が楽しいとわかった
- 辞めなかったら今頃無気力だったと思うから
誰でも辞めた方がいいと言いたいわけじゃないです。ただ、辛い・しんどい・やめたいという気持ちが強くあるなら、一歩踏み出すことを考えてみてほしいと思います。その気持ちを何年も我慢し続けても、消えることはないと思いますし、体や心が壊れてからでは遅いですからね。
最終出勤日の翌朝の解放感は、今でも忘れられません。
あの感覚を知ったとき、辞めて正解だったと確信しました。
辛いなら、後悔しないから辞めた方がいいと私は思います。



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