「退職代行を使うのはクズだ」「根性なし」
そういう声をどこかで聞いたことがある人、あるいは自分でそう思っている人は多いと思います。
でも私はその考え方は違うと思っています。退職代行を使うことと、その人の根性や人間性はまったく別の話です。
「退職代行=根性なし」という図式は、間違っていると思います。
この記事では、退職代行を使うことがクズでも根性なしでもない理由を7つお伝えします。
理由① 辞める権利は誰にでもある
法律上、労働者には退職する権利があります。会社がそれを拒否することはできません。
退職代行はその権利を行使するための手段のひとつです。権利を使うことに対して「クズ」という言葉は当てはまらないと思います。
「辞める」という判断自体は、誰がどう言おうと本人の自由だと思います。
理由② 「直接言えない」のは性格じゃなく環境の問題
「自分で言えないのは弱い」という見方がありますが、それは違うと思います。
言い出しにくい職場の空気、引き止めが激しい上司、パワハラ的な環境。そういう状況を作っているのは会社側です。そこで「言えない」のは性格の問題ではなく、環境の問題だと思います。
私が正社員だったとき、気を使い続けることが当たり前の職場でした。そういう場所で「辞めます」と言い出すのは、想像よりずっとしんどいです。
「言えない」のは弱さじゃなく、その環境がそうさせているだけだと思います。
理由③ 我慢して壊れることのほうが問題
「もう少し頑張れ」「根性で乗り越えろ」という言葉で踏みとどまった結果、体や心を壊してしまう人は少なくないと思います。
壊れた後に回復するのは、辞めるよりずっと時間と体力がかかります。退職代行を使って早く動いたほうが、結果としてダメージが少なかったという話はよくあると思います。
我慢して壊れることを「根性がある」とは呼ばないと思います。
理由④ プロに頼むのは「逃げ」じゃない
弁護士に法律の手続きを頼む、税理士に確定申告を頼む。それを「自分でやらないのはクズだ」とは誰も言いません。
退職代行も同じで、専門のサービスに任せることで自分にかかる負担を減らすだけです。できることを外注するのは、社会人としてあたりまえの判断だと思います。
「自分でやらないといけない」という思い込みを外すだけで、動ける人は多いと思います。
理由⑤ 「根性」は使う場所が大事
根性は発揮することが有効な場面と、そうでない場面があると思います。
自分の成長につながる挑戦、達成したい目標のための努力。そこで根性を使うのは意味があります。でも、合わない環境で消耗し続けることに根性を使うのは、違うと思います。
私自身、正社員を辞めてからフリーランスとして仕事を続けてきましたが、辞める判断をしたことで使えるエネルギーが全然変わりました。
根性は「正しい場所で使うこと」が大事だと思います。
理由⑥ 辞めた後にちゃんと動けばいい
「退職代行で辞めた=その後もだらしない」ではないです。
辞め方と、辞めた後の行動はまったく別の話です。退職代行を使って辞めた後に、ちゃんと次の仕事を見つけて動いている人はたくさんいると思います。辞める手段がどうだったかは、その後の人生にほとんど関係ないと思います。
辞め方より、辞めた後にどう動くかのほうが重要だと思います。
理由⑦ 使うかどうかより「動けるかどうか」のほうが大事
退職代行を使うことへの罪悪感で動けないまま消耗し続けるより、退職代行でもなんでも使って早く動いたほうがいいと私は思います。
「どんな手段で辞めたか」より「辞めるべき状況から動き出せたか」のほうがよほど大事です。手段にこだわりすぎて動けなくなるのは、本末転倒だと思います。
使えるものは使って、まず動くことが先だと思います。雑音は無視すればいいです。
まとめ
退職代行を使うことは、クズでも根性なしでもないと思います。
辞める権利を使うこと、専門サービスに任せること、早く動くこと。どれも合理的な判断です。
「退職代行=恥ずかしい」という思い込みに縛られて動けないまま消耗するより、使える手段を使って今の状況から抜け出すほうが大事だと思います。



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